校長ブログ 詳細

掲載日:2019.03.15

高校卒業式を終えて

3月1日(金)に、京華女子高校の第106回卒業式が行われました。

本校では、伝統として壇上で一人ひとりに校長から卒業証書を手渡しています。

一人ひとりと目を合わせて「おめでとう!」と全員に声をかけました。

今年の卒業生は、私が男子校から女子校に異動になったときに入学した生徒たちです。いつも元気で、廊下で会うと明るく挨拶をしてくれたので、女子校に慣れていない私にいつも元気を与えてくれました。特に、クラブ活動では、校長室まで大会出場の挨拶に来てくれたり、勉強合宿でも質問に来てくれたり、とても印象的な生徒が多い学年でした。

それだけに、卒業証書を渡すときは、嬉しさと寂しさで胸が熱くなりました。

ここで、卒業式での校長式辞の後半の部分を抜粋して紹介します。

校長式辞(後半部分)

(前半省略)※ノーベル生理学医学賞を受賞した本庶教授のエピソード等

 私は、皆さんが、世界で活躍できる人材になっていくために、3つのCから始まるキーワードを送りたいと思います。

 まず、1つ目のCは、チャレンジ(Challenge)、挑戦することです。本庶教授は、自分の研究でがん治療に革命を起こすという使命感を持って、他の多くの研究者とは異なる免疫細胞の研究に挑戦しました。この挑戦がなければ今回のような成功はありませんでした。興味を持ったことや、使命感を持ってやり遂げなければならないことに失敗を恐れずに挑戦することは、無限の可能性をもった皆さんには特に大切にしてほしい精神です。

 次に、2つ目のCは、コンシダー(Consider)、考える です。先ほど述べたように、本庶教授は、研究者を目指す子供たちに、教科書に書いてあることを鵜呑みにせず、常に疑問を持って自分の頭で考えることを勧めています。新しい発見や発明は、常に「なぜ?」という疑問をもって粘り強く考え抜くことから生まれます。新しい価値を創造するためにも、常に自分の頭で「考える」ことを忘れないでください。

 そして、3つ目のCはコンティニュー(Continue)、続けることです。「続けること」は、簡単なようで最も難しいことかもしれません。本庶教授が、粘り強く研究を続けることができたのは、本人の努力はもちろんですが、たくさんの協力者がいたからです。世界中の協力者から研究費の支援を得たこと、また、仲間の研究者に恵まれたことも成功につながった要因だと思います。

 皆さんが、今まで学校で勉強を続けられたことも、クラブ活動を続けられたことも、今日ここで卒業できることも、皆さんの努力はもちろんですが、皆さんに期待しているたくさんの人に支えられていたことも忘れないでほしいと思います。

 チャレンジ、コンシダー、コンティニュー、この3つのCを大切に、そして、本校の学校生活の中で培われてきた決してあきらめない「Never Die精神」を忘れずに、この伝統ある学び舎を 晴れやかに巣立ってください。これからの 皆さんの活躍を 大いに期待しています。

(以下省略)

卒業おめでとう! 本校を巣立っていった136名の英才たちの輝かしい未来を心より願っています。

 

<お詫び> 卒業生・保護者の皆様、このブログの更新が大変遅れたことをお詫び申し上げます。全教員が卒業式に集中しており誰も写真を撮っていなかったため、写真がなくタイミングを逸してしまいました。大変心配をおかけし、申し訳ありませんでした。