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掲載日:2013.10.31

14 創立記念式典

本日、6時限に創立記念式典を行いました。
次は式辞の内容です。
明日、11月1日は、京華学園の創立記念日です。
京華学園では、この日をお祝いして、前日各校で創立記念式典を行い、
記念日当日をお休みにしています。
京華学園が創立したのは、明治30年今から116年前のことです。
創立者の磯江潤先生は、まだ32歳だったそうです。
その4年後に京華商業が、またそれから8年後の
明治42年に京華女子中学・高等学校の前身である京華高等女学校が設立しました。
翌年の3月に、ここ小石川区原町に校舎が竣工し、
4月には、早稲田大学の創立者として名高い大隈重信侯爵をはじめ多数の名士が出席して
開校式が盛大に行われたと記録されています。
開校後は、大隈重信、渋沢栄一など各界の著名人を招いて、講演や訓話を行っていました。
今年3月には第100回卒業生を送り出し、
同窓会である「みやこの会」は、
6月に創立100周年記念祝賀会をANAインターコンチネンタルホテル東京にて盛大に行いました。
皆さんは、伝統ある名門校に在籍していることを、誇りに思ってください。
そして、そのことを自覚してもらいたいと思います。
先に京華中学、京華商業を創立した磯江先生は、男子の教育をする中で、
母親の影響力が強いことを考え、教育の完成を期するには
やがては母となる女子をしっかり教育しなければならないと、京華女子を設立しました。
「賢いお母さん」は、昔も今も大切で、とても魅力的です。
昨日から、メディアでは我が子を4人も置き去りしたとんでもない夫婦の事件を報道していますが、
そのような極端な例は論外としても、
皆さんには、何よりも命を大切にして、どんな状況の中でも
客観性と冷静さを失わない「母」に成長してもらいたいと願っています。
さて、創立後100年以上経過した今、
私たち女性にも社会の変化に伴い、
「コミュニケーション能力」や「グローバルな視野」が求められています。
京華女子は、この2つを大変重視しております。
今月22日に韓国のメヒャン女子情報高校から14名の生徒が本校を訪れ、
皆さんの家に1泊ホームステイしました。
ホストファミリーとして受け入れてくださった皆さんありがとうございました。
韓国から来た方々は、本校の「おもてなし」に大変感激して帰って行きました。
自分たちと異なる文化を理解し、交流することを
学校としてこれからも続けていきたいと思っています。
「さよならパーティー」で本校を代表して韓国語でスピーチした高校3年生は、
「私たちが、どの国の人なのか、という前に『私たちはみんな同じ人間だ』ということを
忘れないで欲しい」と述べています。
簡単な言葉ですが、とっても大切なことだと聞いていて感動しました。
先日行われた京華祭では、各自がそれぞれの持ち場で力を発揮して、
素晴らしい発表や展示が行われました。
翌日学校の玄関に次のような近隣の方からのお手紙がはさまれていました。
「皆さんが一致団結して取り組まれたことが感じられて“ホンワカ”となりました。
来年も楽しみにしています。」と。
皆さんのがんばりが周囲の人々の感動を呼んでいます。
この後、壮行会が行われます。
皆さんが多方面で活躍していることを本当にうれしく思い、
更に高い段階で評価されることを期待しています。
社会は昔よりずっと速い速度で変化しています。
私たちは、京華学園の伝統をこれからも大切にし、
時代をリード出来るように、
生徒の皆さんと教職員が力を合わせて
京華女子をさらに発展させていきましょう。